根元のうねりはやっかいですよね。
縮毛矯正をかけていても、根元がうねるとストレート感がなくなりますし…。
そこで大切なのが、リタッチです!リタッチをすればまた新たにストレート感を取り戻し、自由なスタイリングができます。
根元だけ縮毛矯正をかけたいな…という方に必見の内容です。
このページの内容
- 縮毛矯正のリタッチとは
- 縮毛矯正を受けるメリット
- リタッチが失敗しないための対策
このページの監修者
中川俊樹
全国に約20店舗ある美容院、EXCIA(エクシア)の代表。くせ毛に悩む方のために専門サロンを立ち上げ、100名以上の髪質改善に取り組んでいる。ダメージケアに力を入れており、独自の技術とノウハウでその人に合ったストレートヘアを提供している。
EXCIA(エクシア)は全国に約20店舗ある、縮毛矯正専門サロンです!
縮毛矯正のお店選びに悩んでいる方は、ぜひご利用くださいませ!
もくじ
縮毛矯正の「リタッチ」とは
リタッチとは「新しく生えたくせ毛のみを縮毛矯正するメニュー」です。
根元部分だけ縮毛矯正を行い、また元のストレートヘアに仕立て上げる形になります。
イメージしやすいよう、下記のイラストも参考にしてください。
リタッチは縮毛矯正髪を傷めないためにあり、2回目以降の縮毛矯正時に行われます。
2回目の縮毛矯正=リタッチ
基本的に、2回目以降の縮毛矯正=リタッチと考えて問題ありません。
縮毛矯正は、2〜3ヶ月ほどすると根元のうねりが原因でクセっぽさが出てきますよね。店舗によっては「ポイント縮毛矯正」とも呼んでおり、ピンポイントで矯正を行います。
縮毛矯正の例
EXCIA(エクシア)の施術例
特定の部分がうねってきた…と思う方は、リタッチを取り入れてみましょう。
また、縮毛矯正をかけた当初の艶髪ストレート生活を送れますよ!
リタッチの良さは髪のダメージを最小限にすること
縮毛矯正をかける上で、「髪の傷み」は気になる部分ですよね。
ただリタッチでは必要最低限の髪しか施術しないため、髪をムダに傷めません。
またリタッチは、新しく生えてきた部分に行います。そのため髪自体にダメージが蓄積しておらず、チリチリになる・髪がちぎれるといったリスクもありません。
トリートメントにも着目してみよう
ムダに髪を傷めない…とはいえ、縮毛矯正を行うことで髪に負担がかかるのは事実です。
そこで着目したいのがトリートメント。
縮毛矯正を受ける際に美容院が提供するトリートメント施術を受けることで、ダメージをおさえつつ、より艶髪へと仕立て上げられますよ。
髪質改善トリートメントの施術例
EXCIA(エクシア)の施術例
たとえば上記は、美容室 EXCIA(エクシア)で行った髪質改善トリートメントの施術例です。最近の美容院は「ダメージケア」と「艶髪作り」に力を入れており、ただストレートにするだけではありません。
そのため髪が傷みやすい方や、いま以上に艶感のあるストレートヘアへ仕立て上げたい方はトリートメント施術にも注目してみましょう。髪のケアは、こだわるだけ上質なものになりますからね!
上記のように、髪質改善は最近広がりつつあるヘアケア法です。もちろん、髪質改善+縮毛矯正というセットもできるので、選択肢を幅広く持っておきたいですね。
あなたの髪質は、縮毛矯正じゃなくても改善される可能性がありますので!
縮毛矯正のリタッチで失敗を避けるための豆知識
縮毛矯正のリタッチを行う上で失敗や誤解を避けるためにも、下記5点についてくわしく説明します。
失敗を避けるための知識
リタッチ(根元だけ)の料金・値段
リタッチの相場は1万円〜2万円ほどです。店舗によって「リタッチ料金」を設定している場合もありますが、通常の縮毛矯正と同じ値段で提供する美容室も数多くあります。
というのもリタッチと言えど全体の縮毛矯正と工程は変わらず、また根元から3cmほどの部分を施術する繊細な作業であるからです。
リタッチの頻度
リタッチの頻度は、2〜3ヶ月が一般的です。もちろん髪の長さによって変わるため一概に言えませんが、「根元のうねりが気になるな…」と感じたタイミングが1つの参考になるでしょう。
なおリタッチをする上で、アイロンが通る2〜3cmの長さは必要なため、最低2ヶ月ほどは開けたほうが髪に優しいです。
リタッチにかかる時間
かかる時間は2〜3時間ほどです。リタッチだからすぐに終わる…と思う方も多いでしょうが、繊細な施術のためやはり時間はかかります。
とはいえここも、髪の長さや状態によってもう少し早く終わるケースもあるでしょう。実際のリタッチ工程についても紹介します。
リタッチのやり方
工程は下記のとおりです。
①:カウンセリング
②:うねり部分の特定
③:縮毛矯正をかける
※カットやトリートメントは除いています。
初めて訪れる美容院なら、まずカウンセリングから行われます。ここで過去にどんな施術をしたか…という部分を共有して、縮毛矯正が可能か判断する形です。
その次に髪全体を見て、髪が広がる原因・その場所を特定します。そして根元だけ縮毛矯正を当てていく…という工程になります。
やはりリタッチは「縮毛矯正を行った髪」と「新しく生えた地毛」をうまく融合させる難しい施術のため、美容師さんも真剣です。その分仕上がりも非常に自然で、かつ髪全体のダメージ量をおさえられるため、店舗選びにも気を遣っておくべきでしょう。
前髪のリタッチについて
前髪は髪型の印象を決める重要なパーツですよね。特に短髪の方なら「うねりが出て、変にボリュームが出てしまう…」と悩む方も多いでしょう。
そのため、前髪のリタッチに関して1ヶ月スパンで受けたい方もいると思いますが、基本的には2ヶ月ほど開けるべきです。それでも縮毛矯正をしたい場合は、リタッチではなく全体にかけるという手段もありますので、一度美容師さんに相談してみましょう。
特に男性なら、1〜2ヶ月のスパンで受けることも十分に考えられますので。
縮毛矯正のリタッチによくある質問まとめ
リタッチをする上で、色々と気になる部分はありますよね。
よくある質問集という形で、下記3点を説明します。
よくある質問
リタッチのメニューがない場合は?
書いてないだけ、というパターンがほとんどです。
店舗に訪れた際か、予約時に「リタッチしてほしいんですが…」と伝えるとすぐに理解してもらえますよ。
そのため予約の際は「縮毛矯正」で予約を行い、当日はリタッチをしてもらうのがよくあるパターンです。
さやか
根元から何センチの部分をかける?
髪の長さによりますが、3cmから6cmが一般的です。
なお髪は1ヶ月に1cmほど伸びると言われていますので、3ヶ月〜6ヶ月がリタッチを行うベストな頻度になります。
リタッチによって境目はできない?
基本的にはできません。ただ美容師さんの技術力次第でもあり、慣れてない場所だと不自然な印象になるケースもあるでしょう。
そのため「前回の縮毛矯正が微妙だったなぁ…」と感じている場合は、店舗を変えてみることもおすすめします。
EXCIA(エクシア)は全国に約20店舗ある、縮毛矯正専門サロンです!
縮毛矯正のお店選びに悩んでいる方は、ぜひご利用くださいませ!
縮毛矯正のリタッチを受ける3つのメリット
メリットも確認してみましょう。
リタッチのメリット
毛先を傷めない
リタッチなら、毛先が傷みません。
つまり、自然なスタイリングが維持できます。
そもそも髪は、傷みすぎるとごわつき、まとまりがなくなります。となると、縮毛矯正をしてもモサッとしてる印象が取れず、満足いくスタイルにはならないでしょう。なので髪の傷みには、細心の注意を払う必要があるのです。
さやか
そのため、毎回髪の毛全体に縮毛矯正をかけるのは危険です。リタッチで、毛先を傷まないようにしてあげることが大切ですね。
色落ち防止につながる
カラーの、色落ち防止にもつながりますよ。そもそも縮毛矯正で使う薬剤には、色を薄くさせてしまう作用があります。
そのためカラーを入れている人が全体に矯正をかけると、色が微妙に落ちる可能性があるのです。
さやか
そのため、色落ち防止につながります!
髪の質感が硬くならない
ここも重要です。
髪の質感が硬くならず、さらさら感をキープできます。
矯正を繰り返すと、どうしても髪は硬くなります。つまり毛先までかけていると、さらさら感が失われてしまうのです。
そうなっては、特に毎日ヘアケアをしている方はショックですよね。
さやか
綺麗な髪を維持するためにも、リタッチは不可欠です!
まとめ:リタッチで綺麗なストレートに!
髪の悩みは困ったものです。
しかし今は、美容師さんの力を借りることでその悩みは解決できます。
もちろんお金はかかりますが、日々頑張る自分のために、髪への投資はOKでしょう!
髪1つで人の印象は大きく変わりますので、髪質改善も含め、綺麗なストレートヘアをキープしていきたいですね!
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