
「縮毛矯正をかけたけど、次はパーマでスタイルに動きを出したい」――そんなメンズの声をサロンでも数多くいただきます。しかし、縮毛矯正後の髪は薬剤や熱の影響を受けており、すぐにパーマをかけると深刻なダメージにつながるケースも。この記事では、縮毛矯正後にパーマをかけられる最短期間と推奨タイミングを、縮毛矯正のプロの視点からわかりやすく解説します。
もくじ
縮毛矯正後にパーマをかけられる最短期間はどのくらい?

結論から言うと、縮毛矯正後にパーマをかけるまでの最短期間は約2〜3ヶ月が目安です。ただし、これはあくまで「最短」であり、髪のコンディション次第ではさらに期間を空ける必要があります。
なぜ2〜3ヶ月以上空ける必要があるのか
縮毛矯正では、髪内部のタンパク質の結合を一度切断し、ストレートの状態で再結合させています。この施術直後の髪は、内部構造が不安定な状態です。ここにパーマの薬剤を重ねると、髪が耐えられるダメージの限界を超えてしまい、切れ毛やチリチリの原因になります。
2〜3ヶ月の期間を置くことで、日常のケアを通じて髪にある程度の安定が戻り、パーマの薬剤を受け入れる余裕が生まれます。
メンズ短髪の場合はさらに注意が必要
メンズの短髪(5〜10cm程度)は、女性のロングヘアと比べて毛先までの距離が短いため、ダメージが毛先に集中しやすい傾向があります。短髪の場合、縮毛矯正をかけた部分がカットで切り落とされるまでの期間も短いため、「縮毛矯正部分が残っている状態でパーマをかけるかどうか」の判断が重要です。
短髪メンズの場合は、最低でも3ヶ月以上は間隔を空けることをおすすめします。
プロが推奨する「パーマをかけるベストタイミング」

縮毛矯正のプロとして推奨するのは、縮毛矯正後から半年(約6ヶ月)以上経過してからのパーマです。
半年を推奨する3つの理由
- 髪内部の安定:6ヶ月経過すると、縮毛矯正で変化したタンパク質構造が安定し、パーマ液への耐性が十分に回復します
- 新しい髪の成長:メンズの場合、半年で約6〜7cm髪が伸びます。根元からの新生部分が増えるため、パーマがかかりやすい健康な髪の割合が増加します
- ダメージの蓄積リスク軽減:縮毛矯正の影響が薄れた状態でパーマをかけることで、チリチリ・ビビり毛になるリスクを大幅に下げられます
タイミングを判断するセルフチェック
以下のポイントを自分で確認してみてください。すべてクリアしていれば、パーマをかけるタイミングとして適切と考えられます。
- 縮毛矯正から3ヶ月以上(できれば6ヶ月以上)経過している
- 髪を引っ張っても切れにくく、ある程度の弾力がある
- 毛先がパサパサ・チリチリしていない
- ブリーチやハイトーンカラーを直近でしていない
上記を満たしていない場合は、もう少し期間を空けるか、担当の美容師に相談することをおすすめします。
縮毛矯正後のパーマで失敗しないために

施術前のカウンセリングで伝えるべきこと
期間を守るだけでなく、以下の点も押さえておくとパーマの成功率が上がります。パーマをかける美容室では、必ず以下を伝えてください。
- 縮毛矯正を最後にかけた時期
- 縮毛矯正の施術回数(過去1年間で何回か)
- 普段のヘアケア内容(シャンプーやトリートメントの種類)
- ブリーチやカラーの履歴
これらの情報をもとに、美容師が髪の状態を見極めたうえで薬剤の強さやパーマの種類を判断します。縮毛矯正の経験が豊富な美容室を選ぶことで、より安全に施術が受けられます。
パーマ後のケアも重要
縮毛矯正後の髪にパーマをかけた場合、通常のパーマ以上にアフターケアが大切です。洗浄力の強すぎるシャンプーは避け、保湿力の高いシャンプー・トリートメントを選びましょう。髪のうるおいを保つことで、パーマの持ちも良くなります。
縮毛矯正やパーマを繰り返す髪には、施術で受けたダメージをケアしながら、まとまりやすい状態へ導くヘアケアが求められます。当サロンを運営するEXCIAグループでは、自社開発のシャンプー・トリートメント「OLCAN」を提供しています。縮毛矯正後の髪のために設計された処方で、うるおいを保ちながらダメージケアをサポートします。
なお、縮毛矯正後のパーマの種類選び(デジタルパーマ・コールドパーマの違い)や、失敗事例と美容室の選び方については、以下の関連記事で詳しく解説しています。
▶ 縮毛矯正後にパーマはできる?メンズ専門が教える期間・種類・失敗しないポイント
本記事の監修

EXCIAグループ
東京、大阪、名古屋など全国に30店舗以上を展開。
くせ毛や縮毛矯正に特化した美容室で、若い世代を中心に支持を集め、髪質や履歴に合わせた自然な縮毛矯正に特化したメンズサロン。



