禁断の組み合わせとも言われる縮毛矯正とブリーチですが、施術は可能なのでしょうか。
髪の状態によっては取り返しのつかないケースもあるので、いま縮毛矯正、およびブリーチができる状態かどうかをぜひ確認してみてください。
このページの内容
- 縮毛矯正とブリーチは一緒にできる?
- 縮毛矯正とブリーチに関するQ&A
- 髪の傷みが怖い方はダメージケアに力を入れよう!
このページの監修者
中川俊樹
全国に約20店舗ある美容院美容院、EXCIA(エクシア)の代表。くせ毛に悩む方のための専門サロンを立ち上げ、100名以上の髪質改善に取り組んでいる。ダメージケアに力を入れており、独自の技術とノウハウでその人に合ったストレートヘアを提供している。
EXCIA(エクシア)は全国に約20店舗ある、縮毛矯正専門サロンです!
縮毛矯正のお店選びに悩んでいる方は、ぜひご利用くださいませ!
もくじ
縮毛矯正とブリーチは一緒にできる?できない?
施術することは可能です。
しかし髪の状態によって対応は異なり、ダメージ量が多い場合は断られるケースもあります。
そのためカウンセリング時に過去の施術歴もきちんと話し、美容師さんと相談してから行うのが基本となります。
縮毛矯正した髪にブリーチをしたらどうなる?
以下の2点から説明します。
- ダメージに関して
- ストレート感に関して
ダメージに関して
結論として、ものすごく傷みます。その人の髪質にもよりますが、きちんとホームケアをしなければ3ヶ月後に髪がチリチリ(ビビり毛)になるケースも多いです。
そのため縮毛矯正とブリーチを組み合わせる場合は美容師さんの話もよく聞き、自宅でのセルフケアにも力を入れていくべきでしょう。
さやか
ストレート感に関して
ブリーチをかけることによって、ストレート感が失われることはありません。縮毛矯正では薬剤によって髪の結合を変化させるため、ブリーチやカラーリングをしてクセ感が戻るかも…という点で心配する必要はないでしょう。
縮毛矯正した髪はカットするまでストレート感を保ってくれますので、その点は安心してもらってOKです。
縮毛矯正した髪にブリーチをかけるのは、リスクのある施術です。
そのため、美容師さんの中でも技術力の高い人でないと完成度は高まらず、そもそも断るスタンスを持っている店舗も少なくありません。
ですので店舗選びをする際は、縮毛矯正を得意とした専門店や口コミ評価が高い美容院にお願いしましょう。カットがうまい=ほかの施術もうまい、とはなりませんので。
縮毛矯正とブリーチはどっちが先?
縮毛矯正が先です。というのもブリーチ毛は非常に傷んだ状態となっており、その髪の毛に薬剤とアイロンを通すとダメージに耐えられず、見た目に影響が出始めるためです。
もちろん縮毛矯正を先にしたからと言って安全だとは言えませんが、「縮毛矯正→ブリーチ」の順番が好ましいでしょう。
EXCIA(エクシア)の施術例
ダメージは気になりますが、それでも綺麗な艶髪カラーを実現したいですよね。そこで意識したいのが「ダメージケア」です。
たとえばEXCIA(エクシア)では、縮毛矯正とカラーのそれぞれのメニューには「髪質改善トリートメント」がセットになっており、髪を極力傷ませない工夫をしています。
ぜひ髪の傷みが気になる方は参考にしてください!
縮毛矯正とブリーチに関するQ&A
よくある5つの質問にお答えしていきます。
1.縮毛矯正とブリーチの同時施術は可能?
同時に行うことはおすすめできません。というのも、ただでさえダメージ量が多い施術のためです。
同日に行うと髪が持たない場合が多く、チリチリ感のある好ましくない髪型になるでしょう。
特に髪の毛が細い方、軟毛の方はダメージ耐性が低い可能性もあるので、期間を空けて受けることをおすすめします。
さやか
2.期間はどのくらい空けるべき?
1週間から10日ほど空けましょう。上記の期間を空ければ髪もある程度落ち着いているため、ブリーチの施術も可能になってきます。
ただ期間を空けたからといって、ダメージ量が減るわけではありません。一度傷んだ髪は回復しないため、縮毛矯正後はそれ以上の傷みを避けるためにもセルフケアの徹底をおすすめします。
期間を空けても、大きく変わることはありません。というのも、傷んだ髪が元の状態に戻ることはないからです。
そのため10日空けた場合と1ヶ月空けた場合でも、仕上がりに大差は出ません。
3.過去に縮毛矯正をしている場合、ブリーチはできる?
できますが、現在の髪の状態によります。
元々髪が弱い方だと思わぬ失敗につながるケースもありまして、そのためにも縮毛矯正およびカラー系の施術に慣れた美容院を探しておくべきでしょう。
ちなみにカウンセリングでは、過去の施術歴を細かく答えることをおすすめします。カウンセリングで適当にごまかすと、本来ならブリーチしてはいけない状態なのに施術がスタートして、取り返しのつかないスタイルになる可能性がありますので。
記憶が曖昧な場合は、覚えている限りでいいので答えるようにしましょう。
なお施術歴が豊富で慣れている店舗では、現状の見た目や髪を濡らした状態を元におおよその髪質状態を理解してくれます。
4.縮毛矯正をして半年後ならブリーチはできる?
可能ですが、こちらも状態によります。半年も経過すると6cm~7cmの髪が生え変わっているため、その部分はダメージを受けておらず耐性も十分にあるでしょう。
しかし毛先を中心に以前縮毛矯正をかけた箇所はダメージ毛であるため、よく相談してから施術してもらうことをおすすめします。
希望のヘアスタイルによりますが、ダメージを最小限に減らせる場合もあるため、理想像と過去の施術歴はセットで詳しく話してみましょう。
5.市販の縮毛矯正・ブリーチ剤の使用はまずい?
やめておきましょう。
縮毛矯正およびブリーチは、美容師さんの間でもむずかしいと言われる施術です。
そのため、素人の方が行うと失敗する可能性がとても高く、思い描く艶髪カラーとは程遠いスタイルになるかもしれません…。
ちなみに縮毛矯正などで使用する薬剤は、その人に合わせた調合を行っているため、一定の技術が必要です。
縮毛矯正とブリーチによる傷みが怖い方はダメージケアに力を入れよう!
縮毛矯正とブリーチは、ダメージのオンパレードです。そのため大切なのが「ダメージケア」になります。
なおダメージケアには「1,施術中に行うケア」と「2,施術後に行うケア」の2つに分かれており、それが「1,髪質改善トリートメント」と「2,ホームケア」になります。
1.髪質改善トリートメントは取り入れよう!
EXCIA(エクシア)の施術例
髪質改善トリートメントとは、10種以上の栄養素を髪に配合することで補修するメニューです。髪のパサつきや艶感UPの効果が期待でき、トリートメント単体を受ける方も非常に増えております。
そして縮毛矯正やカラーリングを行う際にトリートメントを施すことで、必要以上にダメージを与えないことが可能になります。
実際のダメージ予防
EXCIA(エクシア)の施術例
上記は、ダメージ予防のために高密度の補修成分で洗った後の写真です。
たとえばEXCIA(エクシア)なら上記の流れで髪質改善トリートメントも行うため、縮毛矯正単体・カラー単体よりもダメージ度合いが軽減できます。
エクシアはあくまで一例に過ぎませんが、美容院選びでも悩んでいる方は、このようにダメージケアにこだわりを見せているサロンを見つけてみることをおすすめします。
EXCIA(エクシア)は全国に約20店舗ある、縮毛矯正専門サロンです!
縮毛矯正のお店選びに悩んでいる方は、ぜひご利用くださいませ!
2.セルフケアで艶感をキープしよう!
施術中は、髪質改善トリートメントに取り組むことがダメージケアにつながりました。しかし大切なのはその後で、自宅でのケアも欠かせません。
セルフケア1つで美容院で作れた艶髪を1ヶ月、2ヶ月とキープしていくことも可能でして、最高の自分を維持するためにもケア剤選びにもぜひ力を入れてください!
まとめ
縮毛矯正とブリーチは、非常にダメージが入るメニューです。
場合によっては、髪がちぎれてしまうほどの傷みを残すくらいですので。
そのため「ダメージケア」には本当にこだわるべきで、これから縮毛矯正およびカラーリングをする方は「髪質改善トリートメント」もセットで取り入れることをおすすめします。
EXCIA(エクシア)は全国に約20店舗ある、縮毛矯正専門サロンです!
縮毛矯正のお店選びに悩んでいる方は、ぜひご利用くださいませ!
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